【ソウル聯合ニュース】韓国の元法務部長官で野党「祖国革新党」の代表を務める曺国(チョ・グク)氏が13日に独島を訪れ、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の対日外交を「屈従外交」などと批判する声明を発表することが10日、分かった。

 声明には通信アプリLINE(ライン)の利用者情報流出を受け、日本の総務省が運営会社のLINEヤフーに対し大株主の韓国インターネットサービス大手・NAVER(ネイバー)との資本関係の見直しを求める行政指導をした問題を巡り、韓国政府の対応を批判する内容も盛り込まれるようだ。

 曺氏は4月に実施された総選挙に向けて祖国革新党を結成。同党は12議席を獲得し、第3党に躍り出た。