「ジ・アスレチック」がMLB球団幹部にアンケートを実施

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、打者のみに専念し32試合に出場。7本塁打を含む44安打、19打点、打率.336、OPS1.017と、2日(日本時間3日)の試合日程終了時点でナ・リーグ西地区首位を走るチームで躍動している。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」はMLB球団幹部に向けてアンケートを実施。長年通訳を務めた水原一平容疑者から1600万ドル(約24億5000万円)以上を騙し取られたと報じられているにもかかわらず活躍をつづける姿に、「信じられない」と驚きの声が上がっている。

「ジ・アスレチック」は「今季最初の1か月で我々は何を学んだのか」との見出しで記事を掲載。匿名を条件に各球団幹部から得た回答を紹介した。“水原騒動”の渦中にあっても集中力を切らさなかった大谷について、ある球団幹部は「この男がやっていることが、なぜ地球上でもっとニュースにならないのか不思議でしょうがない」と驚き混じりの“本音”を漏らしていた。

 記事では、別の球団幹部のコメントも掲載。「信じられない。彼は新たな環境に移り、経験しうる最大級の騒動の中にいた。それでも彼はビクともしていないようだった。彼の集中力は驚異的で唯一無二だ。誰も彼のやっていることなどできっこない」と脱帽していた。

(THE ANSWER編集部)