東京都北区のJR赤羽駅周辺で27、28日、恒例の「赤羽馬鹿祭り」が開催される。1956年から続く地元の大イベントで、今年で66回目。20万〜30万人が訪れる人気の祭りだが、コロナ禍での休止、規模縮小を経て、今年は5年ぶりの本格開催となる。

 エープリルフールのある4月の祭りなので「馬鹿祭り」。「馬鹿という言葉に不快感をもつ人もいる」との意見から、祭りの名前を「大赤羽祭」に改称した時期もあったが、2012年から「原点回帰」として、再び「馬鹿祭り」の名前に戻った。

 両日とも赤羽公園や赤羽駅東口の特設会場で模擬店の出店があるほか、朝日新聞販売所(ASA)が、読者を対象に抽選で景品が当たるブースを設置する。28日正午からは、祭り名物「馬鹿踊り」などの大パレードが開催される。