「最も住みやすい都市」に

 アメリカで暮らす小室圭さん・眞子さん夫妻の引っ越しが報じられてしばらく経った。転居先は以前に報じられていたニューヨーク郊外の一軒家ではなく、ニューヨーク州に隣接する州にある高級マンションだった。その選択において最も優先された項目とは何だったのか、レポートする。

 小室さん夫妻が渡米以降、生活してきたのはニューヨーク州のヘルズキッチン地区にある高層アパートのワンルームで、これを引き払って移ったのは隣接するコネチカット州フェアフィールド郡にあるスタンフォード地区だった。このエリアは、過去に行われたメディアの企画で「最も住みやすい都市」にも選ばれている場所だとされる。

優先された周囲の環境

 ニューヨークのワンルームと新居の1LDKは家賃の面でほぼ同じで、広さもさほど変わらない。ただ、新居には温水プールやそれなりの広さのジムを備えるなど、環境の面でかなり整った印象だ。

「4000万円とも言われる年収に注目が行きがちですが、物価が高いままのアメリカでの生活で元皇室の眞子さんと一定以上の安全な生活をしようと考えれば、この額でも決して楽ではなくこころもとないでしょう。だから家賃をできるだけ低めに抑えようとして物件選びを進めたはずです」

 と、担当記者。

 夫妻が暮らすエリアは、圭さんが勤務する法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー」のあるニューヨーク中心地まで、車で1時間ほどの距離にある。勤務先への出社は月に数度程度と控えられていることもあってか、圭さんにとってこの距離はさほど問題ではないようだ。

「むしろこれまでの生活環境が夫妻にとってはイレギュラーと言うか、我慢の連続だった可能性があるのかもしれません。引っ越しに際して“譲れないポイント”があったとして、最上位に“勤務先からの距離”は入っておらず、周囲の環境の方が優先されていたのは間違いないでしょう」(同)

極秘に渡米

 その狙いの根本にあるのは、「新しい家族」の存在なのかもしれない。

「お子さんを授かって育てていくにあたって、不都合のないエリアを選んだということでしょう。以前に転居先として取り沙汰されたニューヨーク郊外の高級住宅地・スカースデールの一軒家も夫妻にとって同様に魅力的だったはずです」(同)

 環境もさることながら、選択肢がそれなりにあった中、決め手となったのはどういったところなのか。

「産院や産婦人科医の存在が大きかったのではないかと聞いています。これまで、悠仁さまのご誕生にも関与した愛育病院の名誉院長が極秘に渡米し、眞子さんとやり取りを重ねてきたことが報じられてきましたが、そういった人たちにも意見を聞きながら、住居を選定して行ったのではないかと見られています」(同)

 ニューヨーク総領事館内で小室さん夫妻をサポートするメンバーは「チーム小室」と呼ばれていたが、バックアップが必要な項目は人生のステップにより変化するもの。外交官では関与できない領域もある。今回はいわば「新チーム小室」の助言あっての行動というところなのだろうか。

デイリー新潮編集部