全日本ラリー第2戦「ツール・ド・九州」が13、14の両日、佐賀県唐津市で開かれ、シュコダ・ファビアR5の新井大輝組が今季初勝利を飾った。レグ1で5回、レグ2でも2回の競技区間最速タイムを記録。大輝は「クルマの方向性もだいぶ決まってきた。チームとして初優勝できたので良かった」とうれしそうに語った。

 開幕戦を制したトヨタGRヤリス・ラリー2を駆る勝田範彦組は、レグ1のファーストループのエンジン不調がたたり、40・4秒差の2位。シュコダの福永修組が3位に入った。若手育成に設けられたJN2クラスの「モリゾウチャレンジカップ」は、山田啓介組が開幕2連勝。 (廣本泉)