全日本ラリー選手権第3戦「久万高原ラリー」が26〜28日、愛媛県久万高原町を舞台に開催され、ルーキーレーシングの勝田範彦(トヨタGRヤリス・ラリー2)が競技区間(SS)7本でベストタイムをたたき出し、開幕戦(三河湾ラリー)以来の今季2勝目を挙げた。

 ウエット路面で争われたレグ1は新井大輝(シュコダ・ファビアR5)がマシントラブル、奴田原文雄(GRヤリス・ラリー2)がコースアウトする中、勝田は4本連続で最速をマーク。

 ウエットとドライが混在するレグ2も、勝田は3本のSSベストでダメ押し。「難しいコンディションだったので、無事にフィニッシュできて良かった。2勝目を獲得できてうれしい」と笑顔を見せた。田口勝彦(GRヤリス・ラリー2)が2位、福永修(シュコダ・ファビアR5)が3位。 (廣本泉)