栃木県で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、首謀者とみられる男が逮捕の2日前、知人に「落ち着かない」などとメールを送っていたことがわかった。

宝島龍太郎さん(55)と妻・幸子さん(56)の遺体が見つかった事件では、夫妻の娘と内縁関係の関根誠端容疑者(32)らが逮捕されている。

関根容疑者は逮捕される2日前、取引先の知人に「業務連絡ばっかりですみません。落ち着かずで」、「いちどタイミングで会いましょう」などとメールを送信していた。

また、遺体発見の1週間後には、心配する知人に「ちょっとずつ進みます」とも返信している。

一方、関根容疑者は3月、知人に「連休明けに仕事を辞めたい」と打ち明けていたほか、宝島さんも別の知人に関係悪化をほのめかしていたという。

宝島龍太郎さんの知人「娘たち(関根容疑者ら)に(新しい店を)任せるの?って聞いたら、いや違う。自分がお金出してるから、全部俺の店だって。(だから)あれ?もめてんのかな?って」

警視庁は、会社の経営方針をめぐってトラブルになった可能性もあるとみて調べています。