自分たちさえよければ周りなんてお構いなし! という人達をたまに見かけますが、本当に迷惑ですよね。今回は友人が実際に遭遇した辛すぎる体験話を聞きました。

夜行バスでのできごと

埼玉に行く用事があり、一人で夜行バスに乗り関西から東京に向かっていた時のことです。長期休暇ということもあり、若い乗客が多く「卒業旅行にでも行くのかなぁ」と微笑ましく思っていました。

バスの座席は独立3列シートで、私は真ん中の列に座っていたんですが、私の席を囲むように若い女性たちが座っていました。彼女たちも卒業旅行で遊園地に行くと楽しそうに話していました。少し声が大きかったのですが、消灯したら大人しくなるだろうと思っていました。しかし、消灯してからもおしゃべりは止まりません。

気になって眠れない……

小さな声で話していても私の周りで話しているのでうるさいし、お菓子を交換したりスマホの画面を見せ合ったりするので明かりも気になる……。ずっとコソコソしているのが気になってよく眠れませんでした。

パーキングエリアの休憩の際に、運転手さんが車内放送で注意してくれましたが、結局到着するまでやりとりは続きました。

やりたい放題の彼女たちに天罰が?

さらに、明け方には化粧をし始め、香水まで振り撒きバス中甘ったるいニオイが充満。他の乗客がキレて怒っても反省せず、もうお手上げ状態でした。

今回は最悪のバス旅だったと思っていると、到着直前に天気が急変しあたり一帯を雷雨が襲いました。それまではしゃいでいた女性客はトーンダウン。
「えええ、最悪……」
「雷ってコースター止まったりするんじゃ」
「待って、傘もポンチョもないって」

一気に大人しくなった女性たちを見て、私はマスクの中でにやけてしまいました。
旅行ではしゃぎたい気持ちはわかりますが、TPOは考えるべきでしたね。バチが当たったと言われても仕方がありません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira