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 既報通りトーマス・ムニエが、この冬にボルシア・ドルトムントを後にし、トルコ1部トラブゾンスポルに移籍する事が発表された。ベルギー代表として32試合に出場した経験をもつ、32歳の右サイドバックは2020年にパリ・サンジェルマンから加入。ケールSDは「移籍の機会が到来し、それを希望する彼の願いを聞き入れることにした。彼のこれまでのクラブに対する貢献へ感謝の気持ちを示すとともに、公私ともに彼の今後の多幸を願ってやまない」と、エールを送った。

 これまで公式戦通算83試合に出場してきた中で、幾度となく負傷など不運にも見舞われ、また高額なサラリーもあって昨夏の時点でクラブ側は、CLのメンバーからも外して、売却を試みることに。ただその時には母国クラブ・ブルッヘの移籍交渉は頓挫。最近8試合では再び先発に名を連ねていたが、それはあくまでリエルソン離脱を受けてのものであり、結果的にはキッカー採点平均4.07と期待には応えきれず、今回の移籍が発表されている。

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ハーラー、アフリカ杯準決勝でチャンス到来?

 その一方でセバスチャン・ハーラーにも新たな局面が訪れようとしている。今冬にはプレミア復帰の憶測も流れるなど、ドルトムントで出場機会に恵まれていなかたストライカーは、現在参加中のコートジボワール代表でも出場機会を得られておらず、ただこれから迎えるコンゴ代表とのアフリカ杯準決勝という大一番に向けて、合計4選手もの出場停止が確定。とりわけクアメとディアキテの不在によりFW陣の状況は厳しく、その恩恵を受ける形でハーラーが現在は出場最有力候補に浮上しているところだ。