栃木、群馬、長野で男2人組による強盗事件が相次いだことを受け、3県警が共同で捜査していることが10日、捜査関係者への取材で分かった。住宅の少ない山中で数日おきに発生していることなどから関連が疑われており、慎重に捜査する。

 4月末から3県で、男2人組による強盗事件が相次いだ。栃木県日光市では4月30日未明、自宅で就寝中の70代男性が、頭部を殴られネクタイで手足を縛られて軽傷を負い、財布を奪われた。

 長野県松本市では5月6日未明、50代男性が、自宅で体を縛られ、現金を奪われた。群馬県安中市では8日未明、70代男性が両腕を粘着テープで縛られ軽傷。現金約8万円を奪われた。