もう少し詳しく説明すると…

【1】年収500万円でふるさと納税ができる『上限額』を総務省ふるさと納税ポータルサイトの「全額控除されるふるさと納税額の目安」で調べると6万1,000円です。

【2】6万1,000円寄附(返礼品を購入)したら自己負担額2,000円を引いた5万9,000円が、翌年の住民税から控除(引かれること)され、25万1,000円になる。

6万1,000円(寄附) - 2,000円(自己負担額) = 5万9,000円(税金控除額) 翌年の住民税 31万円 - 5万9,000円 = 25万1,000円

【3】6万1,000円の3割程度、約1万8,300円相当の返礼品が届きます。自己負担の2,000円を引いても1万6,300円分がお得になるのです!


ざっと説明! ふるさと納税スケジュール

■寄附可能期間
…1月1日〜12月31日の間いつでも
前年の源泉徴収票を参考にふるさと納税できる金額の上限をシミュレーションして少なめに寄附スタート。

・早めに寄附するとほしい返礼品が手に入りやすい
・先行予約品もある
・12月にふるさと納税の最終調整。この年の源泉徴収票がもらえるのでまだ寄附できるようなら、申し込む

■「ワンストップ特例制度」の申請書類必着日
…翌年1月10日まで
この日までに必要事項を記入して、必要書類と一緒に自治体に送付。

■ 確定申告の申告期間
…翌年2〜3月
申告書と必要書類を提出。

■ 寄附金が戻ってくる時期
…翌年の住民税または確定申告の還付


ふるさと納税でさりげなく彼(現夫)の年収把握した話


2008年に地方と大都市の格差是正や、人口が減って税の収入が少ない地方への対応のためスタートした「ふるさと納税」。

私が「ふるさと納税」デビューしたのは2017年! 当時働いていた会社の先輩から「ふるさと納税はお得だからやったほうがいいよ! 家電とかももらえることがあるよ!」と聞いて、「そんなことがあるの!」と興味を持ち、「納税」という言葉にビビりながらも、インターネットで調べてはじめました。

やってみると思っていたより難しくなく、すごく楽しかったので、当時まだ彼氏だった現夫にすすめました。一緒にシミュレーションをする時、さりげなく彼の年収を聞き出すことにも成功。付き合っている時では、なかなか聞きにくいパートナーの年収を、「ふるさと納税やってみようよ〜」という感じでさらっと知れたという小話です。

だから、ママ友とかにふるさと納税の寄附額を言うと、年収がばれるから注意だよ(笑)。


■りりな
主婦投資家
東京都内で夫と令和3年1月に生まれた男の子と暮らしている元低収入女子の30代主婦。
結婚を機に夫婦の資産を合算した余剰分と支出を減らしその分投資にまわし、結婚5年目で総資産3000万円を突破。投資診断士の資格を取得。主婦でもできる投資の心得や家計管理について、楽しく賢くお金を増やす方法をInstagramやYouTube、ブログなどで発信している。