5月12日の「母の日」を前に、東北一のカーネーションの産地、宮城県名取市では、出荷作業が最盛期を迎えています。

真っ赤に咲いたカーネーション。名取市小塚原の農家・三浦智和さんは、およそ1000坪のビニールハウスで12種類のカーネーション5万8000本あまりを栽培していて、出荷の最盛期を迎えています。

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摘み取ったカーネーションは、70センチほどの長さに切り揃え、25本の束にして出荷されます。この春は気温が高い日が多く、例年より生育が早まったことから、摘み取り作業も2週間早めたということです。

カーネーション農家 三浦智和さん:
「普段なかなか言えないこともあると思うが、ぜひカーネーションと一緒にありがとうという言葉をお母さんに伝えてもらえたら」

カーネーション農家 三浦智和さん

摘み取ったカーネーションは、仙台市中央卸売市場に出荷されます。「母の日」に向けて出荷されるのは、先週と今週で合わせておよそ2万5000本になるということです。