IT技術を駆使して子どもたちの創造性を高める教育の拠点が、宮城県多賀城市の中学校に開設され7日、セレモニーが開かれました。

多賀城市立第二中学校で開かれたセレモニーには、県内に拠点を持つIT企業の関係者らが出席し、デジタル化を担う人材育成への決意を述べました。

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開設されたのは、高性能なパソコンや3Dプリンターなどが配備された施設「Steam Lab(スティーム・ラボ)」です。

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スティームとは、科学、技術、工学などの英語の頭文字を並べた造語です。この施設は、子どもの創造性を引き出しながらデジタル技術を学ぶ拠点となります。3次元のデータを作成して3Dプリンターで印刷するほか、画像や動画をパソコンで編集するなどして、最新のデジタル技術を体験します。

多賀城市立第二中学校 木村真也校長:
「これからは答えのない世界が求められているかと思いますので、子どもたちも色々自分で問いを見つけながらやっていくっていうところが見込まれる」

多賀城市立第二中学校 木村真也校長

この施設の実証研究の期間は2年間で、生成AIについても勉強することにしています。