マンU退団が濃厚

現在、フィオレンティーナからマンチェスター・ユナイテッドにレンタル移籍中のモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトには多くのビッグクラブが注目しているようだ。

カタールW杯でベスト4進出を果たしたモロッコ代表で欠かせない役割を担ったアムラバトは、昨夏にユナイテッドに1年間のローン移籍。

カタールW杯の時のようなパフォーマンスが期待された同選手はここまで公式戦22試合に出場し、プレイ時間は1155分に留まっている。不慣れな左SBでの起用や、新星コビー・メイヌーの台頭もあり、現在のユナイテッドでの序列は低くなっている。この移籍には2000万ユーロ(約33億円)+アドオン500万ユーロ(約8億2000万円)の買取オプションがついているが、ユナイテッドは行使しない可能性が高い。

今夏にはレンタルバックが予想されているアムラバトだが、スペイン『FICHAJES』によると、アトレティコ・マドリード、バルセロナ、リヴァプールといったクラブが獲得に興味を持っているようだ。アトレティコが現在はこの獲得レースを一歩リードしているようであり、2000万ユーロ(約33億円)を準備しているという。

伊『La Gazzetta dello Sport』は以前、ユヴェントスもアムラバト獲得に興味を持っていると伝えており、レンタル先で苦労する同選手だが、今夏には争奪戦になることが予想されている。

多くのビッグクラブから注目を集めるアムラバトの今夏の去就には引き続き注目が集まる。