西武・平良海馬投手(24)が〝けん制リベンジ〟に成功した。

 30日の日本ハム戦(ベルーナ)で、3回先頭の細川を右前打で出した平良は、続く松本の打席で一塁にけん制球を投じた。誘い出される格好になった細川はそのまま迷わず二塁に突進。一塁手・陽川からの送球を遊撃手・源田が捕球した時点で二塁ベースに滑り込んでおり、結果的に細川に盗塁を決められてしまった。

 ただ平良は、そこから細川をセカンドベースにクギ付けにしたまま松本、万波を打ち取った。

 二死二塁となり初回にタイムリーを打たれているマルティネスの打席で、今度は捕手・古賀―二塁手・外崎とのサインプレーで、絶妙のタイミングで二塁へけん制。これで二走・細川を仕留め、平良は〝けん制リベンジ〟に成功した。