【ソウル聯合ニュース】韓国軍が国産超音速戦闘機KF21に空対空ミサイル「ミーティア」を搭載し、初の発射実験を行うことが7日、分かった。

 ミーティアは英国やドイツ、フランスなど欧州6カ国が共同開発したミサイルで、実弾射撃に成功すればユーロファイター、ラファール、グリペンに続き4例目の戦闘機となる。

 韓国軍によると、ミーティアの発射実験は8日午前に朝鮮半島南側の南海の上空で行われる。実験が成功すれば、KF21の遠距離探知能力や撃墜能力が画期的に上がるとみられる。

 ミーティアはマッハ4(音速4倍)以上の速度で飛行し、200キロ離れた場所に飛ぶ戦闘機を撃墜できる精密性を備える。1機のKF21に4発を装着することができ、来月から導入が始まる。