少しでも効率的に料理ができるようにと、いろいろなものをキッチンに置いていませんか?でも、なかには「置かないほう」ほうが効率よかったり、清潔に使えたりするケースもあるんだとか。

整理収納アドバイザーでセミナー講師なども行っている、片づけのプロ松下香奈さんに、「キッチンに置かないほうがいいもの」について解説してもらいました。

置かないもの1:キッチンマット

キッチンマットの役割は床が汚れるのを防いでくれます。また床がフローリングの場合、冬場のキッチンでひんやり感が足に伝わってくるのも防いでくれます。

しかし、私は置かないメリットのほうが大きいと考えて置いていません。

キッチンマットが敷いてあると、掃除するときにマットを退かして床の掃除をしなければいけませんし、掃除機をかけるときにマットが吸い上がってしまうのもストレスです。

キッチンマットを置いていないと、掃除機もスイスイかけられて、床の水拭きもサッとできます。冬場の冷えはスリッパを履けば防げますよ。

置かないもの2:三角コーナー

三角コーナーをキッチンにおいていると、シンク周りが狭くなってしまううえに、頻繁に洗わないと目詰まりやぬめり、臭いが発生してしまいます。

三角コーナーの代わりに使い捨ての水切りゴミ袋を置くと便利です。使い捨てタイプの水切り袋は使いたいときにシンクに置くだけで簡単に使えるし、お手入れの必要もありません。

写真は我が家で使っているニトリの「水切り袋(S)」。199円で40枚入りなので、コスパも抜群ですよ。

置かないもの3:食器拭き用布巾・台拭き布巾

布巾などは洗って繰り返し使うのがエコではありますが、どうしても雑菌が繁殖してしまいます。布巾を塩素系漂白剤につけ置き洗いをする手間が面倒なので、消耗品と割り切ってキッチンペーパーを使って時短に繋げています。

ちなみに使い終わったキッチンペーパーは使用済みの油を捨てる際に油を染み込ませて捨てるで、再利用もできます。

また我が家では食器は食器洗浄機で乾燥、あるいは自然乾燥にしているので食器拭き用の布巾は用意していません。


あったら便利だけれど、じつはなくても大丈夫!置かないほうが時短になる!というものは意外とあります。省ける家事は少しでもなくすことで時間と気持ちにゆとりが生まれるといいですね。

◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3 人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。

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構成/サンキュ!編集部