【MLB】ドジャース7−1カージナルス(3月28日・日本時間29日/ロサンゼルス)

 日米通算1241安打を記録した名打者も、大谷翔平投手のバットコントロールには驚きの声をあげるしかなかった。

【映像】大谷翔平が魅せた“驚愕”のバットコントロール

 本拠地開幕戦となったこの試合、大谷は「2番・DH」で先発出場。第1打席ではライト線へ飛ぶツーベースヒットを放ったが、この打席を見た解説の西岡剛氏は「これは巧い」と思わず驚きの声をあげた。

 1回裏のドジャースの攻撃。先頭打者のベッツ内野手が四球で出塁し、無死一塁という場面で打席が回ってきた大谷はカージナルス先発のマイコラス投手と対戦。昨季の対戦時には2安打を放つなど、もともと得意としていた対戦相手ではあったが、大谷はカウント1-2から外に来たチェンジアップを引っ張った。

 外角の低めに来た難しい球、本来なら流していくボールだったと思われるが、それを引っ張り、しかもライト線への鋭い当たりとしたことを西岡氏は「これ、でも巧い。アウトコースの低めを拾ってね!」と大谷の当たりを絶賛していた。

 大谷のこの当たりを起点にドジャース打線は初回から爆発。フリーマン内野手の先制タイムリー、マンシー内野手の犠牲フライなどで1回裏からも2点を先行した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)