6日にWBO世界バンタム級新王者に輝いた武居由樹(大橋)の対戦有力候補だった同級ランキング1位のレイマート・ガバリョ(フィリピン)が10日にフィリピンで行われた大会でケンブン・トーレス(メキシコ)に1回TKO負けを喫した。武居の初防衛戦の相手は混沌となった。

 フィリピンで番狂わせが起こった。ガバリョはWBO1位ということで武居の初防衛戦の最有力候補だった。しかしこの日、格下のトーレスに初回に3度ダウンを喫してTKO負けを喫した

 まさかの結果にネットでも「この負けで武居の相手は混沌だよね」「指名試合の相手がガバリョだったよね?」「この結果によって日本人実力選手との防衛戦の可能性もあるのか?」などの声があがった。

 現在のWBOランキングは、2位に26戦無敗のダビド・クエジャール(メキシコ)、3位には比嘉大吾(志成)がランクインしている。武居の初防衛戦の相手が誰に決まるのか、今後も大きな注目が集まる。