【MLB】ブルージェイズ3−1ドジャース(4月28日・日本時間29日/トロント)

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番DH」で先発出場。第1打席にあと数メートルでホームランという特大のセンターフライを放ったが、この日は4打数0安打。3試合ぶりのノーヒットに終わり、チームの連勝も6でストップした。

【映像】あとひと伸びでHR!大谷の特大飛球

 開幕から1試合も休まず、この日で30戦連続スタメン出場となった大谷。1回表の第1打席ではセンター後方へ特大のフライを放ったが、ブルージェイズのセンター・バーショの好プレーに阻まれた。

 4回表の第2打席は詰まった当たりのセカンドライナー、6回表の第3打席はカウント2−2からインコースのボールを見送ったが、相手キャッチャー・カークの見事なフレーミングもあって見逃し三振に倒れた。

 8回表に回ってきた第4打席は無死二、三塁と一発が出れば逆転という絶好の場面だったが、インハイのボールに詰まらされてセカンドフライに終わると、思い切り頬を膨らませて悔しさをあらわにした。

 ブルペンデーとなったドジャースは先発のグローブが2回裏にカークの今季第1号を含む3安打を集中されて3失点。以降は3番手のヤーブロ―が4回を無失点に抑えるなど投手陣が踏ん張りを見せたが、打線がブルージェイズ先発のガウスマンに7回1得点に抑え込まれ、連勝が6でストップした。それでも試合終了時点で18勝12敗、2位パドレスに4ゲーム差をつけ、ナ・リーグ西地区首位を独走している。

 前日の試合で花巻東高校の先輩にあたる菊池雄星から今季メジャー最速となる119.2マイル(約192キロ)の"爆速ヒット"を放った大谷だが、この日は自身3試合ぶりのノーヒット。開幕から好調をキープしているが、この日は“小休止”の1試合となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)