4月20日に福岡PayPayドーム(現・みずほPayPayドーム福岡)で行われた福岡ソフトバンクホークス対オリックス・バファローズの一戦で、オリックスのルーキー・古田島成龍が登板。その際に披露した気迫あふれる投球と、豪快なパフォーマンスが、野球ファンの間で話題となっている。

【映像】しゃあ!感情爆発の“ド派手リアクション”

3-3、両チーム同点で迎えたこの試合の11回裏・ソフトバンクの攻撃。この回からオリックス7番手としてマウンドに上った古田島は、1死走者なしから5番の近藤健介を四球で歩かせ1死一塁となったものの、続く6番・栗原陵矢はセカンドライナーに打ち取り、2死に。このまま終わるかに思えた矢先、古田島は代打・中村晃、8番・川瀬晃への2連続四球でまさかの2死満塁と絶対絶命のピンチに。そして9番の牧原大成へは、カウント1-2と一度は追い込むものの、その後、ボールを見極められてフルカウントに。ヒットはもとより、四球でもサヨナラという大ピンチを招くこととなったが、6球目、内角低めへ投じたストレートを、牧原は打ち損じてセカンドフライに。悔しさを見せる牧原をよそに、古田島はいきなりマウンド上で飛び跳ねはじめ、帽子をとって大絶叫。そしてアウトを自分の目で確認すると、帽子を振ってさらに叫びながらベンチへと引き上げることに。中継カメラには人目を憚ることなく感情を爆発させる古田島と、その姿を見てベンチで笑顔を見せる中嶋聡監督の姿も映し出されることとなった。

こうした“燃えるルーキー”古田島の投球とその後の“感情爆発シーン”に、ネット上の野球ファンも大注目。「これはいろいろと将来有望やなw」「アニマルみたいな守護神とかになってくれそうw」」「まだ通算1年目なのにソフトバンクにこの土壇場無失点はバケモン」「優勝したのかくらい盛り上がってたなw ルーキーだしいい経験になったねー。ホークスファンやけどおめでとう」「言語の壁も超えてベネズエラ陣がニッコニコなのもまた良いんですよね」「最後みんなが古田島くんを迎えるシーン。オリックスらしくてよかった」「古田島、真っ直ぐな良い青年だな。期待してる」といった様々な反響が寄せられた。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)