逆転優勝を狙うアーセナルのキーマンに挙げられる日本代表DF冨安健洋。プレミアリーグでも活躍中のディフェンダーが、ある進化を見せている。

【映像】なぜそこに!?まるでストライカーのような攻撃参加の瞬間

 5月5日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、熾烈なプレミアリーグの優勝争いにフォーカス。そのなかで、20年ぶりとなるプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルのキーマンとして冨安を挙げた。

 冨安といえば、今年行われたアジアカップ以降、怪我によりチームを離脱していた。しかし3月31日のマンチェスター・シティ戦で復帰すると、直近のチェルシー戦、トッテナム戦、ボーンマス戦ではスタメン出場となった。特にチェルシー戦以降はサイドバックに入りながらも攻撃的なプレーが多く、本人も「アシストやゴールなど目に見える結果も残り試合で残したい」と、本来の守備だけでなく攻撃面での貢献に意気込んだ。

 この発言を受けて、番組MCを務める槙野智章は「選手としてハイパフォーマンスは出せている。結果を出したいことはもちろんですが、チームの順位が拮抗しているので得失点差も大事になる。1点でも多く取ることが求められる」とコメント。ゴールを狙う意識が、今後の優勝争いを大きく左右するだろうと分析した。

 さらに番組ではチェルシー戦で見せた冨安のプレーを紹介。「ディフェンダーだが攻撃の形になるとペナルティエリアに入って攻撃参加している」と、槙野氏は冨安のプレーを解説。また「守備だけでなく攻撃でも存在感を出してプレーしようと求められている」とコメント。冨安が攻守にわたってアーセナルのキーマンへと成長していることを紹介した。
(ABEMAスポーツタイム)