伝説のレディース総長の娘が、シングルマザーで育ててくれた母に感謝の言葉を述べ、母が弾けるような笑顔を浮かべる感動シーンがあった。

【動画】伝説のレディース総長、美しい現在の姿(全身あり)

 『愛のハイエナ2』は、 “愛”をテーマに人間の『欲望』をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティ。ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)がMCを務め、さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)がレギュラー出演する。この日のゲストには、坂口杏里さんと才賀紀左衛門が登場した。

 昭和から平成にかけて社会問題にもなったレディース。この日は、伝説のレディース総長の今に迫る人気企画「激変!伝説のレディース総長の今を大調査」が放送された。

 登場したのは、京都の魔天使、初代総長のかよさん。京都の八幡市を中心に一大勢力として君臨していた魔天使。窃盗、傷害などの警察沙汰は日常茶飯事。挙句の果てにパトカーに花火を打ち込んだこともあるという超ワル。あれから32年、かよさんは今なにをしているのか。調査に向かったのは、バン仲村。

 待ち合わせ場所に行くと、ポケットの中に手を入れて座る女性の後ろ姿が。声をかけると、振り返った女性は、サラサラのミディアムヘアが風になびき、優し気な小粒の目の上には大き目の黒ぶちメガネ、さわやかな笑顔を見せてくれた。少しふくよかで穏やかな雰囲気漂うかよさんに、バンは思わず「キレイなかたですね」と感想を述べた。

 8年前に離婚し、現在はシングルマザーのかよさん。およそ1年前に、娘のためにバーを開業したそうだ。お店を尋ねると、カウンターには娘のみちゃさんも立っていた。金髪のロングヘアをゆるくカールし、大き目のリングのピアス、真っ赤な口紅、派手なネイルと、パッと見は超ギャルという雰囲気のみちゃさん。しかし、実は5年ほど家に引きこもっていた時期があるという。

 その娘を外に出したいという気持ちもあり、かよさんはバーを開店。みちゃさんが「感謝しています」と口にすると、かよさんは弾けるような笑顔を浮かべて喜んだ。「ちょっとは。この店を通じて」とみちゃさんが付け加えると、バンは「可愛いじゃないですか。ちょっと、っていうところがいいじゃないですか」とコメントした。みちゃさんが「ありがとう」と少し照れながら述べると、かよさんは「こちらこそありがとう」と幸せそうな笑顔を見せてくれた。