大型連休でも取引が続く日経平均先物は、円安の流れを受けてぐんぐん上昇。一時800円以上値上がりした。

【映像】日経平均株価への影響は?

 しかし、4月29日の午後に入って一気に5円以上円高に進んだことから、急速に上げ幅を縮小。その後は38400円をはさんで、もみ合う展開となった。

「円高が進んだとはいえ、154円、155円の水準なので、業績に深刻なダメージを与えるというような水準ではない。市場参加者が少なかったということを踏まえると、これぐらいの動き」(三井住友DSアセットマネジメント・市川雅浩氏)

 4月30日からマーケットが再開される日経平均株価への影響について、市川氏は次のように語る。

「ドル/円の動きを睨みながら、かなり神経質な値動きになると思う。ドル/円の上下の値幅が大きくなるという局面では、日経平均もそれに連れて上下の値幅、振れ幅が非常に大きくなるという展開が予想される」

 一方、取引を終えたアメリカ・ニューヨーク市場ではダウ平均が146ドル上昇。日経平均先物は420円高い、3万8320円まで上昇している。(『ABEMAヒルズ』より)