南米横断旅の道中で、東出昌大が野良犬をかわいがる場面があり、視聴者から反響が寄せられている。

【映像】野良犬に懐かれる東出

 5月19日(日)夜9時より、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がABEMAにて放送された。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆき(西村博之)を、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?そんなテーマのもと、アフリカ・ナミビアの砂漠に置き去りにされたひろゆきが、アフリカ大陸を横断する旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。その第2弾となる本作では、前回ひろゆきの旅のパートナーを務めた東出昌大が、エクアドル・プラタ島に置き去りにされ、南米を横断する旅に出発。ひろゆきは2日目から合流した。なお、使って良い移動手段はローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本的に陸路のみとなっている。

 19日の放送回で印象的だったシーンのひとつが、東出と野良犬の触れ合いだ。南米旅3日目、東出とひろゆきは、町で出会った漁師を食事に誘った。その際、近くにいた数匹の野良犬のうち、1匹が東出に懐き、レストランまでついて来た。東出が着席してからも、その犬は側を離れようとしない。東出に首のあたりを撫でられ、安心しきった様子だった。

 その後、犬は東出の側から離れたのだが、東出は自分の食事を分けてあげるため、自ら犬の近くへ。歩いてくる東出の姿を見ると、犬は嬉しそうにしっぽをブンブン振った。「お前これ食うか」と東出が差し出した食べ物を、犬は最初こそ食べていたが、あまり好みではなかった様子。そこで東出が「別の持ってきてやる」と再び席へ戻ると、犬も後を追い、東出の隣におすわりした。東出が自分の口に入れた食べ物を出して与えると、犬はその味を気に入ったようで、その後はおいしそうにパクパク。愛犬家としても知られる東出は、うまく食事にありつけず痩せこけていた野良犬のことが、気になってしかたなかったようだ。

 このシーンは視聴者からも注目を集め、「犬可愛い」「イヌまでたらしこむのか」「犬にもやさしい」「めっちゃ犬喜んでる」「尻尾かわ」「犬と東出の絡みなんか泣ける」「狂犬病気をつけて」「(舐めて)塩分取ってあげてる」などの声が寄せられた。

 なお、同番組を手がける高橋弘樹プロデューサーのYouTubeチャンネル「ReHacQ−リハック−」に東出が出演した際にも、南米の野良犬が話題にあがった。高橋プロデューサーが「アフリカの時あまりそういうシーンなかったんですけど、やたら犬が東出さんに寄って来るんですよね」と話を振ると、東出は「南米って犬大国」と、多くの犬たちとの出会いがあった南米旅を回想。さらに「野良犬たちが闊歩しているんですけど、すごい自由気ままで、寄って来るんです。道ゆく犬たちを撫でて、犬に事欠かない国々でした」と語り、犬好きの顔をのぞかせた。

 しかし、それだけ野良犬がたくさんいるとなると、気になるのが狂犬病。視聴者からも心配する声が寄せられていたが、東出は「東南アジアやアフリカって、狂犬病怖いってよく言われていたんですけど、南米は狂犬病がないって、嘘か本当か、みんな口をそろえて言うんです(※個人の見解)」と説明していた。

 その後、高橋プロデューサーは、ひろゆきと豊川ディレクターも一緒に行動しているにもかかわらず、東出のところへだけ野良犬が寄って来るのはなぜか、という疑問を口にし、「犬飼ってる人ってにおいが染みついているのかな」と推測した。東出は「そこまでじゃないと思う」と高橋プロデューサーが唱えた説を否定しつつ、食べ物のにおいが犬を呼び寄せた可能性を指摘。バナナのフライなど、南米の国々で主食として食べられているものを、東出はポケットに忍ばせ、道で出会った野良犬たちに与えていたのだという。高橋プロデューサーが「それだな。服に食べ物のにおいがついていたのか」と納得すると、東出も「そうかもしれない」と笑顔でうなずいていた。