16日午前9時45分ごろ、兵庫県市川町西川辺のスーパー跡地で、電柱が根元から倒れた。この電柱に登って撤去作業をしていた姫路市の男性会社員(35)が転落し、頭を強く打ち死亡した。

 福崎署によると、電柱は長さ約10メートルで、直径32センチ。男性ら3人が電柱の撤去作業をしていたところ、地面から高さ数十センチの部分が突然折れ、倒れたという。地上で作業をしていた他の2人にけがはなかった。

 同署は業務上過失致死の疑いも視野に、電柱が倒れた原因や現場での安全管理などを調べる。