【AFP=時事】今夏のパリ五輪でマレーシア代表が着用する公式ウエアのデザインが、ファンからの反発を受け、一部変更されることが28日に決まった。

 前週末に発表されたもともとのデザインは金を基調としたタイガーストライプのもので、「金メダルへの飽くなき追求」を表現したと紹介されていたが、すぐにファンからは「ダサい」「安っぽい」とやゆする声が上がっていた。

 批判的な人々は、特にウエアについた国旗の色が本来の赤、青、黄、白ではなく金だったことに特に怒りをあらわにしていた。

 地元メディアによると、問題のウエアは競技用ではなく移動に使われる予定だったという。

 マレーシア五輪委員会の責任者は、批判を受け、「既存のデザインを改善することに決めた」と発表。青年スポーツ省などあらゆる関係者からの意見も考慮し、「公式ジャケットのデザインは不評だったことを認める」と説明した。 【翻訳編集】AFPBB News