PreplyとMeltwaterは、共同で世界各国の「日本に対する関心度の高さ」に関する調査を実施し、その結果を発表しました。調査期間は、2022年1月1日〜2024年4月11日です。

■日本への好感度が高い国ランキング! 1位はベトナム
Meltwaterの調査によると、日本に対して最もポジティブな感情を持っているのは「ベトナム」で、特に日本の経済成長やビジネス・産業に高い関心を示しています。2位の「デンマーク」では、日本の音楽を中心とした芸術・エンターテインメント分野に注目が集まっており、3位の「ドイツ」ではスポーツ、特にサッカーやバスケットボール選手への関心が高いことが分かりました。

一方、日本に対するネガティブな感情が最も強かったのは「マレーシア」で、ダイハツの大規模不正に関するニュースが大きな関心を集めました。2位の「フィリピン」でも、現地のニュースサイトに掲載された日本関連のコンテンツに対してネガティブな反応が見られました。3位の「ブラジル」では、日本訪問や日本在住に関する議論の中で、文化の違いや社会問題について言及されることが多いようです。

■日本語を学ぶ理由は? 外国人学習者の42%が「趣味」と回答
Preplyによれば、日本語学習者の35%がアメリカ、24%がアジア太平洋地域、17%がEUに在住しています。特にオランダ・フランス・ポーランドなどのEU諸国や、シンガポール・韓国・タイなどのアジア諸国で日本語学習者が増加傾向にあるようです。外国人が日本語を学ぶ主な理由は「趣味」が42%と最も多く、次いで「移住」「キャリア」「親の希望」などが挙げられました。