本拠地ウォリアーズ戦

 米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズに所属する八村塁は9日(日本時間10日)、本拠地ウォリアーズ戦に先発出場。第4クォーター(Q)に相手選手から激しいブロックを受けてコートに倒れたが、ノーファウルの判定だった。米ファンからは「これはラグビーのタックルだ」「いい判定だ」などと賛否両論の意見が挙がっていた。

 激しく突き飛ばされた。第4Q残り3分を切った場面。パスを受けた八村がダンクシュートを試みたが、猛ダッシュでチェックに来たゲイリー・ペイトン2世と空中で接触。ペイトン2世は右手でブロックしながら、左手と胸で八村を押し出すような形となった。

 八村はコートに倒れ、シュートは決まらず会場は騒然。両軍選手もファウルと思ったのか一瞬動きが止まったが、ノーファウルの判定だった。レブロンは両手を広げて不服そうに「Why?」のポーズ。レイカーズベンチも納得いかないリアクションだった。

 動画を公開した米スポーツメディア「クラッチポインツ」のX(旧ツイッター)では「ゲイリー・ペイトン2世のルイ・ハチムラに対する驚異的なブロック」と紹介され、米ファンからは「明らかなファウル。腕全体を叩いた」「これはラグビーのタックルだ」と判定に否定的な声が上がった一方で、「これはエグいブロックだな」「いい判定だ」などといった意見も書き込まれた。

 八村は30分52秒の出場で20得点、11リバウンドの「ダブルダブル」を達成。しかしチームは120-134で敗れている。

(THE ANSWER編集部)