KOSEと複数年のパートナーシップ契約

 米大リーグ・ドジャースは29日(日本時間30日)、化粧品大手のKOSE(コーセー)と複数年のパートナーシップを締結したことを発表した。25日(同26日)の「日本管財センター」とパートナーシップ契約を締結に続く動きで、大谷翔平投手がもたらした関係性が密接さを増している。新契約を報じた米記者のSNS投稿には米ファンも反応。「無料の日焼け止めはありだ」「7億ドルをすぐに取り戻した」といった反響が寄せられている。

 ドジャースに集まる日本企業はとどまるところを知らない。これまでもANA(全日本空輸)、タイヤメーカーのTOYO TIRE、医薬品製造や資源素材などを手がける興和、100円ショップ大手のダイソーなどの日本企業とパートナーシップ契約を締結し、配管システム全般の販売を営む専門商社「日本管材センター」と複数年のパートナーシップ契約発表もされたばかり。大谷はKOSEと広告契約を結んでいるが、それがチーム契約にも広がった形で、山本由伸投手も加入した今季、ドジャースと日本との結びつきは強まっている。

 米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シャイキン記者は自身のX(旧ツイッター)で「今週新たに発表された日本企業のパートナー:化粧品ブランドのコーセー」とつづり「KOSEより:ドジャースとのパートナーシップ契約により、ドジャースファンを含む多くのアメリカの方に、当社とコーセーブランドが身近なものになることを願っています」とKOSEのコメントも紹介した。

 これには米ファンから「無料の日焼け止めはアリだ」「オオタニ効果:コーセーとのドジャースのスポンサーシップ」「7億ドルを本当にすぐに取り戻した」「なんでエンゼルスはこれができなかったんだ?」といったポジティブなコメントが集まっている。大谷はドジャースと10年7億ドル(約1014億円=当時)で契約。ネット上では、この巨額契約でも容易く回収できるとの声も上がっている。

(THE ANSWER編集部)