京都府警本部の犯罪情報分析課の40代男性警部補が4月下旬、電動キックボードを飲酒運転したとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで交通切符(赤切符)を切られていたことが24日、府警への取材で分かった。府警は警部補を書類送検する方針。

 府警によると、警部補は4月下旬の未明、京都市中京区の路上で、酒気を帯びた状態で電動キックボードを運転した疑いがある。パトロール中の警察官が、警部補に職務質問して呼気検査したところ、基準値を上回るアルコールが検出された。警部補は同僚と飲酒後に運転したという。

 府警監察官室は「厳正に対処します」とコメントした。(茶井祐輝、関ゆみん、木子慎太郎)