【愛知】性的少数者(LGBTQ+)をはじめとする、人の権利や尊厳が守られる社会の実現を広く訴えるイベント「名古屋レインボープライド(NRP)」が15日、名古屋・栄で開かれた。

 今年のテーマは「変えよう!今だ!」。パレードには、1200人が参加し、「ハッピープライド!」の合言葉を発して歩いた。友人と参加した大学生の堀内梨里子さん(21)は「周りでは、異性愛が当たり前とされる会話が多くてしんどい思いもする。だけどこういう場に来ると仲間の存在を実感できて安心できる」と話した。

 主会場のオアシス21では、様々な団体や企業がブースを出展し、レインボーフラッグをモチーフにしたアクセサリーなどを販売。参加者たちは目指す社会の形をボードなどに書いて掲げ、互いに交流した。(川西めいこ)