6月4日、株式会社カワサキモータースジャパンは『2024FIM世界耐久選手権(EWC)“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会』におけるKawasaki Plaza Racing Teamの参戦体制を発表した。ライダーは岩戸亮介、彌榮郡、ミカ・ペレスが起用される。

 2022年に発足したKawasaki Plaza Racing Teamは、全日本ロードレース選手権と並行して初出場となった2022年の鈴鹿8耐に岩戸、岡谷雄太、清末尚樹の布陣で挑み、SSTクラス優勝を果たした。2024年は鈴鹿8耐仕様のカワサキNinja ZX-10Rを使用し、再びSSTクラス優勝を目指す。

 チーム監督は西嶋修氏、ライダーは、Kawasaki Plaza Racing Teamから2024年全日本ロードST1000に参戦する岩戸、彌榮の2名に加えペレスが参加する。ペレスは2024EWC第1戦ル・マン24時間にカワサキ機を駆り出場したライダーであり、昨年はMotoEに参戦していた。

■岩戸亮介
「今年の鈴鹿8耐も多くのレースファン、Kawasakiファンの皆様に応援していただきながら、Kawasaki Plaza Racing Teamのライダーとして参戦できる事を大変光栄に思います。今年はライダーラインナップが一新され、彌榮選手・Mika選手が加入しました。3年目のチームとしての経験を元に、良い緊張感と責任感をもってリードしていきつつ、クラス優勝奪還を目指してチームとして再び全力で戦います!とても暑い中のレースではありますが、ファンの皆様も関係者の皆様も体調管理をしっかりして、最高のレースにしていきたいですね!熱い応援をよろしくお願いいたします!」

■彌榮郡
「Kawasaki Plaza Racing Teamから8耐参戦に起用していただきありがとうございます。初めての世界耐久戦で、緊張する部分や心配なこともありますが、それを楽しみつつ、任せられた仕事を全うできるよう、チーム一丸となり熱い夏を乗り越えて強くなっていきたいと思います!応援よろしくお願いいたします!」

■ミカ・ペレス
「鈴鹿8時間耐久レースでKawasaki Plaza Racing Teamに参加できることをとても楽しみにしています。このような素晴らしいチームとトラックで走れるのは私にとって夢のようです。皆さんの前で私のパフォーマンスを見せるのが待ちきれません。この機会を与えてくれたKMJ(カワサキモータースジャパン)とKME(カワサキモータースヨーロッパ)に感謝し、全力を尽くします」

■西嶋修チーム監督
「今年の夏も鈴鹿8耐に挑戦させていただけることになり大変感謝しております。私たちが挑戦するSSTクラスは今年からタイヤがワンメイクになり新しい組み立てが必要となるので、テストを重ねしっかり準備をしたいです。カワサキファンの皆さんに暑い鈴鹿を感じていただけるように熱いレースをしたいと思います!SSTクラス優勝を目指しチーム一丸となって頑張りますので応援よろしくお願いいたします」