● メッツ 1−3 カブス ○
<現地時間4月29日 シティ・フィールド>

 シカゴ・カブスが終盤に粘り強さを発揮し、逆転勝利。ナショナル・リーグ中地区の首位に浮上した。

 カブスは1回裏、メッツの1番ニモに先頭打者アーチを浴び、先制点を献上。さらに打線は先発セベリーノの前に沈黙。7回まで無安打、無得点に封じ込まれてしまう。

 しかし8回表、四球で走者を出すと、6番ダンズビー・スワンソンが中前安打を放ち、ノーヒットノーランを阻止。一死一、三塁となった後、代打ニック・マドリガルの併殺崩れの間に三塁走者が生還。終盤で試合を振り出しに戻した。

 そして9回表、守護神ディアスから二死二塁のチャンスを作ると、4番クリストファー・モレルが左翼スタンドへ4号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。今月途中から守護神起用となったエクトル・ネリスが9回裏を締め、今季4セーブ目。前日の試合でサヨナラ負けを喫したマーク・ライターJr.が2番手として登板し、リベンジの無失点リリーフで今季初白星を手にした。

 カブスは粘り強い逆転勝利で貯金7。3連敗中のブリュワーズに代わって地区首位に浮上した。