今年の中日は期待できる? ファンの声を集めました


 3月29日にプロ野球が開幕して約1か月が経過し、応援しているチームの勝敗に一喜一憂するプロ野球ファンにとっての“日常生活”が戻ってきたと感じている方は多いのではないでしょうか。

 週刊ベースボールONLINEでは、「プロ野球“再”予想アンケート」と題して、開幕から対戦カードが一巡した時点での成績をもとにプロ野球ファンのみなさまにアンケートを実施いたしました。

 今回は中日ドラゴンズのファンのみなさまの回答結果をお伝えします。早速、結果を見ていきましょう。

中日ファンの評価は?


◆チームの成績に満足していますか?
満足している    94%
どちらでもない   6%
がっかりしている  0%

◆開幕前と比べて順位予想に変化はありましたか?
上方修正  82%
下方修正  0%
変わらず  18%

◆優勝できると思いますか?
はい   65%
いいえ  35%

◆リーグ全体の順位予想に変化はありましたか?
変わった  88%
変わらず  12%

◆セ・リーグで優勝しそうなチームはどこですか?
中日 59%
巨人 41%

 4月14日時点で8勝4敗2分けの1位だった中日。昨シーズンはチーム得点が390点で、12球団唯一の300点台と打撃力が課題でした。その中で今シーズンの打線は中田翔の加入で軸が一本できたことが大きく、細川成也の負担が軽減され、個々の役割が明確になったことで打線のつながりが生まれました。昨年にはなかったしぶとい戦いぶりで白星を重ねられたことがファンの高い満足度につながっているようです。

中日の活躍を期待したい選手


◆今後の活躍を期待したい選手は誰ですか?(得票率上位3人)
高橋宏斗 24%
岡林勇希 18%
高橋周平 18%

 今後の活躍について、高橋宏斗と岡林勇希の復調を望む声が多く集まりました。昨シーズンは投手陣・野手陣の中心として活躍したこの2選手。しかし、今年は怪我や再調整の影響で開幕二軍となっており、岡林は一軍復帰後もなかなか調子が上がっていません。それでも、この2人が昨年同様かそれ以上の活躍をみせることができれば、さらに白星を重ねていけそうです。

チーム全体に対しての感想(一部抜粋)


「新戦力が随所に活躍しており、見ていて楽しい」
「けが人もいる中、期待した以上の結果が出ていて嬉しいです」
「このまま行けるはずもないが、上位にいて欲しい」

 中日ファンの回答で共通していたのは、期待以上の成績でよく頑張っているというポジティブなもの。近年は低迷が続いていただけに、今シーズンの躍進を喜んでいるファンが多いようです。一方で、「リリーフ陣の登板過多が気になる」「このまま行けるはずもない」といった現実的なファンの姿も。投手力はリーグでも上位のチームだけに、このまま打撃陣の奮闘が続けば久しぶりのCS進出や優勝も見えてくるはずです。

 まだまだシーズンは100試合以上残っていてどのチームも優勝を狙える状態。ファンの期待に応えて中日が躍進できるか注目です。