B2からB3への降格が決まった新潟アルビレックスBBは5月2日、契約満了を迎えた笹井幹太と保泉遼、特別指定選手としての活動を終えた大本歩夢の合計3名を自由交渉選手リストに公示した。

 地元新潟県出身で現在24歳の笹井は、182センチ85キロのシューティングガード。2022−23シーズン途中から練習生として新潟に加入すると、今シーズン開幕前にアマチュア選手契約を結びロスター入り。B2公式戦12試合の出場で15得点6リバウンド3アシストの成績だった。

 6月に25歳の誕生日を迎える保泉は、181センチ83キロのシューティングガード。こちらは今年1月に練習生としてチームに帯同すると、すぐさまアマチュア選手契約を手にし、レギュラーシーズン18試合に出場。45得点21リバウンド8アシストをマークした。

 北海道出身で22歳の大本は、178センチ74キロのシューティングガード。稚内大谷高校から札幌学院大学へと進学したが、アップルスポーツカレッジ(新潟U23)へと転学し、新潟のトップチームに加わっていた。デビューイヤーながらB2で43試合に出場し、159得点44リバウンド37アシストを記録。今回、自由交渉選手リストに公示された3選手の中では、最もプレータイムを得ていた。

 いずれの選手も今シーズンがBリーグデビューイヤーだった若手選手たち。クラブは来シーズンの契約締結へ向けて、引き続き交渉する意向を示している。