B1リーグの佐賀バルーナーズは5月22日、ジョシュ・ハレルソンと2024−25シーズンの選手契約継続に合意したと発表した。

 現在35歳のハレルソンは、208センチ125キロのパワーフォワード兼センター。2011年にニューヨーク・ニックスでキャリアを始め、マイアミ・ヒート、デトロイト・ピストンズでNBAレギュラーシーズン通算75試合に出場した実績を持つ。中国やプエルトリコなどのクラブを経て、Bリーグ初年度の2016−17シーズンから大阪エヴェッサ、サンロッカーズ渋谷、福島ファイヤーボンズと渡り歩き、2023−24シーズンから佐賀に加入した。

 今シーズン開幕直前に日本国籍を取得すると、B1レギュラーシーズン49試合に出場し、9.3得点9.0リバウンド2.4アシスト1.4ブロック、3ポイント成功率36.1パーセントを記録。帰化選手として存在感を示し、今年2月に開催された「FIBAアジアカップ2025予選」グアム代表戦で日本代表デビューも飾った。

 今回の契約発表に際して、ハレルソンは「来シーズンも佐賀に戻れることをうれしく思います。B1の2年目に突入し、どこまでチームが成長できるか楽しみでなりません。佐賀アリーナは素晴らしく、バルーナーズのブースターの皆さんのパッションも本当に素晴らしい!2024−25シーズンにチームの成功を願いつつ、バルーナーズのブースターにまたお会いできることを楽しみにしています」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。

【動画】強さと巧さを兼ね備えた帰化選手…ハレルソンの2023−24プレーハイライト映像