お笑いコンビ「ミキ」がこのほど東京都内で「ミキ漫 2024 全国ツアー」合同取材会を開いた。昴生(38)は3月に第2子の次男誕生を発表し、亜生(35)も1月に結婚を発表。私生活も絶好調で勢いに乗る兄弟コンビが意気込みをアピールした。

 47都道府県制覇を目標に2018年からスタートした「ミキ漫」は6月からスタート、初開催6カ所を含む全11カ所12公演を予定。新ネタと、テレビやYouTubeでは披露していないネタで勝負する。

 昴生は「ここを目標、軸に置いてふだん漫才をやっている。テレビよりミキのことがわかる。すべてが詰まってる」と強調。亜生も「テレビは苦手。実力が出せない」と笑わせながら自由な生ステージの魅力を訴えた。

 ツアー最大のヤマ場となりそうなのが8月12日の三重公演。地元出身マネジャーの執念で実現した約1200人収容の「シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢」は今ツアー最大。2人は「東京よりも多い」と集客に不安を隠しきれない様子だ。だが既に多数の応募があるようで、亜生は「プロモーションで“三重がやばい”と言い続けている効果が徐々に出ている。観客と一体感が生まれそうな気がする」と手応えを口にした。