◇29日 巨人―ヤクルト(東京ドーム)

 能登半島地震の被災地を支援する「がんばろう石川デー」として開催され、石川県輪島市の学童野球チーム「輪島フェニックス」の子どもたちが始球式に登場した。それぞれユニホーム姿で守備位置につき、マウンドに下口碧斗くん(11)が立った。

 投球した下口くんは「憧れの選手がいっぱいいて緊張したけど、しっかり投げられた。みんなに『東京ドームに立ったでー』って自慢したい」と笑顔だった。

 試合前には、金沢市出身の泉圭輔投手(27)のほか、戸郷翔征投手(24)、大勢投手(24)、西舘勇陽投手(22)が募金活動を実施。球団OBで石川県能美市出身の松井秀喜さん(49)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=も動画で支援を呼びかけた。