◇29日 ソフトバンク5―4西武(みずほペイペイドーム福岡)

 久留米競輪場をホームバンクとして、2021年から3年連続でガールズケイリンのガールズグランプリに出場している尾方真生(24)が試合開始前に始球式を務めた。

 熊本・九州学院高出身で、同校出身の同学年にはヤクルト・村上宗隆内野手(24)がいる尾形は競輪のユニホーム姿で登場。ソフトバンクの藤本博史前監督(60)に教わったという投げ方でワンバウンド投球を見せ、「緊張もなく楽しかったです。ホームまで遠く感じませんでした」と振り返った。

 さらに、昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で周東佑京内野手(27)のファンになったことも明かし、「近くで見られたので良かった」。普段のレースでもこの日のように緊張せず走りたいと意気込み、「この始球式でもっとガールズケイリンを知っていただければうれしいです」と競輪場への来場も呼びかけた。

 なお、この試合は公営ギャンブルのインターネット投票サービスを運営する「オッズパーク」の協賛で、「オッズパークドキドキスペシャル」として開催された。