◇30日 巨人―ヤクルト(東京ドーム)

 セ・リーグトップの10ホールドを挙げている巨人のドラフト1位、西舘勇陽投手(22)=中央大=が2試合連続で救援に失敗した。1点リードの7回に登板し、西川に右前打を打たれ、青木にも四球を許して1死一、二塁のピンチに。打点リーグトップのオスナは見逃し三振に仕留めたが、村上に四球を出して満塁とし、打率リーグトップのサンタナに一、二塁間を破る逆転の2点適時打を浴びた。

 続く山田にも左方向へ鋭い打球を飛ばされたが、丸がランニングキャッチする好守を見せ、追加点は許さなかった。西舘は26日のDeNA戦で1点リードの8回に登板するも、1死しか取れずに3失点し、11試合目で初の黒星を喫していた。