◇30日 巨人3―4ヤクルト(東京ドーム)

 巨人はシーソーゲームを落とし、ヤクルトに連敗して貯金が1に減った。これで4月は11勝11敗3分の勝率5割で勝ち越すことができなかった。

 1点リードの7回に登板したドラフト1位、西舘勇陽投手(22)=中央大=が初黒星を喫した26日のDeNA戦に続いて2試合連続で救援に失敗した。2死満塁のピンチを招くと打率トップのサンタナに甘く入った初球のカットボールを捉えられ、右前に逆転の2点適時打を運ばれた。

 打線は1点を追う4回2死一、三塁で、岸田行倫捕手(27)が走者一掃の三塁打を放って一時逆転。同点に追い付かれた5回にも丸佳浩外野手(35)が今季第1号の本塁打を放った。逆転された後の8回にも1死三塁のチャンスをつくったが、生かせなかった。