◇30日（日本時間1日） パドレス6―4レッズ（サンディエゴ）
パドレスのダルビッシュ有投手（37）は地元でのレッズ戦に先発し、5回を3安打無失点、無四球の3奪三振。今季初勝利で日米通算197勝目を挙げた。首の張りにより15日間の負傷者リスト入りし、これが16日ぶりの復帰登板だった。
松井裕樹投手（28）は7回1死から4番手で登板。回またぎの1イニング3分の2をパーフェクトに抑え、4ホールド目を挙げた。
試合中継局パドレスTVのトニー・グウィンJr．解説者は「身体と自身の理解度という点で、ユウは大リーグで最もしっかりトレーニングしている投手だ」と称賛。相方のオーシロ実況が「間違いなく、一番しっかり準備している選手ですね。これまでユウ以上に準備している選手は見たことがありません」と反応すると、同解説者は「ああ、間違いないね」と同意した。
さらに、同実況が「これまで彼の横を歩くと、ビデオを見て研究している姿をいったい何度見たことか」と紹介すると、同解説者は「ユニホームを着ていないときは、ビデオを見ている姿しか見たことがないよ。チームバスに乗っていても、飛行機でもそうだ。成功するため必要なやるべき全てのことに集中している」と、称賛を惜しまなかった。（写真はAP）
