昨年の大阪杯9着後、両前脚の屈腱炎を発症したため、戦列を離れていたヴェルトライゼンデ(牡7歳、栗東・池江)がエプソムC(G3・6月9日・東京・芝1800メートル)での復帰を予定していると1日、サンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。

 同馬はコントレイルが制した2020年の日本ダービーで3着に入るなど三冠レースを皆勤すると、21年のオールカマー(7着)を最後に右前脚の屈腱炎で長期離脱。復帰戦となった22年6月の鳴尾記念で重賞初制覇を飾ると、23年1月の日経新春杯で2度目の重賞制覇。その後、大阪杯で9着に敗れると、両前脚の屈腱炎で長期休養に入っていた。