女子ゴルフの今季メジャー第1戦、ワールドレディスサロンパスカップ(賞金総額1億2000万円、優勝2400万円)が2日、茨城県つくばみらい市の茨城GC東C(6665ヤード・パー72)で開幕する。前日の1日はプロアマ戦が行われ、21年大会覇者でもある西村優菜(23)=スターツ=らの公式会見が開かれた。

 この日のプロアマ戦で宮里藍さんと同組だった西村は「朝は右手と右足が一緒に出るくらい緊張してたけど、アメリカでの生活やメンタルのことなどいろいろ相談させていただいた。私にとってすごく特別な1日でした。内容は秘密です」と振り返った。

 前回の東コース開催となった21年大会で14フィートの高速グリーンを制覇し、ただ1人4日間60台のスコアを並べて優勝している西村は「21年は若かったなぁ、と。いい意味でメジャーと意識していなかったし、怖いもの知らずでイケイケどんどんだった」と回想。その一方で「グリーン周りの小技については3年前よりすごくうまくなっていると思うし、今週はそれを生かせたら。米ツアーは硬いグリーンも多いので、そういう経験も生かしていけたらと思います」と話していた。