ドジャース主催のチャリティーイベント「ブルーダイヤモンド・ガラ」が2日、ドジャー・スタジアム敷地内の特設会場で行われ、大谷翔平選手と妻の真美子さんが参加した。ブルーカーペットに登場した大谷は「伝統的にやっているみたいなので、楽しみにしてきた。コンサート自体にくるのが初めてなので楽しみたい」と語った。

 大谷、真美子夫人ともにモノトーンで統一された「黒コーデ」ファッション。大谷はダブルのスーツに身をつつみ、真美子夫人は両腕がシースルーの黒のスーツを着こなした。大谷はファッションのポイントについて聞かれ、「これは『BOSS』のものなので僕が選んでいないですけど」と照れた。

 ドジャースを新天地として迎えた今季、3月開幕直後に元通訳の水原一平容疑者の違法賭博問題が明るみに出て大スキャンダルに発展し、激動の日々を過ごした。4月を終え、ようやく落ち着いてきた大谷は真美子夫人や愛犬デコピンの存在に感謝し、「生活のリズムは徐々にできている。もっともっと慣れてくれば、やりやすくなってくるのかなと思う」と語った。

 今回で8回目となる同イベント。ゲストには著名人も来場し、今年は人気シンガーのエド・シーランが目玉となった。収益金はドジャース財団を通じて寄付される。ドジャースの主な参加者は、デーブ・ロバーツ監督、ムーキー・ベッツ外野手、フレディー・フリーマン内野手、山本由伸投手ら。山本は入団会見に来ていたスーツを着て来場し、「こういうイベントとか(日本で)あまりなかったので、すごくいいな」と実感を込めた。