◇4日 東京六大学野球春季リーグ 早大15―0東大(神宮)

 早大は主将で4番の印出太一捕手(4年・中京大中京)が、ともに自身初の4安打、5打点を記録した。

 17安打15得点の打線を引っ張り、「チームとしても好球必打を徹底した結果。東大は終盤に粘り強いので突き放したかった」。1点リードの3回に左越えの適時二塁打で追加点を挙げ、4回に満塁走者一掃の適時二塁打。8回にも適時打を放って打率も4割に乗せた。

 立ち上がりが不安定だった2年生左腕の宮城のリーグ戦初勝利も好リード。日本高野連会長も務めた早大元総長の奥島孝康さんが1日に亡くなり、喪章をつけて臨んだ試合を白星で弔った。