U―23日本代表から帰還したFC東京のMF松木玖生(21)が11日、ホーム・味の素スタジアムで柏と対戦する。この試合では累積警告で出場停止のMF小泉慶(29)に代わってボランチに入る見込み。帰ってきた主将が連勝中のチームを勢いづける

 パリ五輪の出場権獲得とアジア制覇に貢献して松木が帰ってきた。不在だった間もチームはリーグ戦で好調を維持。3連勝で順位を4位まで上げた。本格的な優勝争いに向けて”最後に必ず勝ってきた”男はこんな言葉を口にした。

 「連勝を考えるのではなく、まず前提として勝つことが絶対と考えないといけない。優勝争いをするチームに関してはそこが必要。チームとしてそうした考えを変えていきたい」。頼もしい限りの男は今節はボランチで出場する可能性が高い。プレーイメージはすでにできている。

 「今のチームのボランチだと、つなぐ場面が多くなる。自分もしっかりつなぎ役になりながらゴール前に顔を出して、起点をつくっていきたい」

 左利きの松木が中盤でボールを多く引き出すことができれば、左サイドへのパスも出やすくなる。そうすればおのずと攻撃に特長を持った俵積田やバングーナガンデを生かす場面も増えてくるはずだ。

 「普段の試合もそうだけど、自分からタワラ(俵積田)へのパスは多いと思うし、彼の特長も生かしていきたい。自分の展開力というところでは背後が空いていたらそこへのロングボールもどんどん狙っていきたい」。勝者のメンタリティーをチームに植え付け、優勝戦線へ。その大きな一歩を踏み出す。