◇18日 大相撲夏場所7日目(東京・両国国技館)

 かど番の大関霧島(音羽山)が休場した。ここまで1勝5敗で、再出場しなければ大関陥落が決まる。

 八角理事長は「ちゃんと治すことが大事。けががなければ強いんだから。2場所前まで横綱を目指していたんだから」と語った。関脇の若元春も休場。けが人が続出する現状には「たまたま重なっているだけ。けがに強い体をつくっていかないと」と力士の奮起を促した。

 大関在位6場所目の霧島は、2日目に幕内平戸海を下して初日を出したが、3日目から元気なく4連敗。幕内王鵬に敗れた6日目の取組後は「体がばらばら。いつも通りの相撲が取れていない」と振り返っていた。

 今場所から音羽山部屋に転籍。師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)は、首の状態について「本人は大丈夫と言っているけど、痛いみたい。良い状態ではない。体と動きが絡み合っていない」と語っていた。