◇14日 ロッテ3―4中日(ZOZOマリン)=延長10回

 5連敗で交流戦の2年連続負け越しが決まったロッテは、15日の中日戦(ZOZOマリン)に救援が本職の横山陸人投手がプロ2度目の先発マウンドに立つ。

 本来であれば15日は中6日で佐々木朗希投手が先発する予定だったが、右上肢のコンディショニング不良のため13日に出場選手登録を抹消。ロッテは急きょ、15日の試合を中継ぎ投手でつなぐ「ブルペンデー」にした。

 横山は、やはり佐々木が発熱により先発を回避して「ブルペンデー」となった昨年9月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)でも先発し、このときは1イニングを被安打6の5失点(自責点4)で敗戦投手になっている。吉井監督は「前に1回失敗しているんで。いい場面で緊張しちゃうんで、そこの負荷を与えようかなと思って。2度目はうまくいくか分からないですけど。その緊張感をはね飛ばして、いいピッチングしてほしいなと思っています」。横山の将来を見据え、あえていばらの道を用意した。